電子製品のエンジニアリングと製造を行うVVDNテクノロジーズ(本社:インド・グルグラム市、東京支社:東京都国分寺市)は、2021年7月5日、ビデオのエンコード処理専用の半導体を開発・製造するアンバレラ(Ambarella, Inc.、本社:米国カリフォルニア州)が提供するエッジAI映像処理SoCプラットフォームの機能を拡張し、次世代の映像処理のソリューションを設計・製造することを発表しました。
VVDNは、製品のハードウェア設計から、メカニカルID設計、クラウドプラットフォームとデバイス接続のためのファームウェア開発、セキュリティーアーキテクチャ、テスト、そしてデータ駆動型のビジネスロジックや製造サービスのAIやMLベースの戦略を含むユースケースの分析に至るまで、あらゆる側面の業界品質のビジネスソリューションを展開しています。
特に映像技術の分野では、最先端のカメラベースのソリューションを研究開発、設計、製造まで提供しております。当社のコンピュータービジョン事業部門では、複数のAI映像処理プロセッサやプラットフォームに関する専門知識を有しており、世界各地のティア1、ティア2のOEM企業や、さまざまな産業分野にトップクラスのエッジベースのアプリケーションを提供しています。今回の機能拡張開発により、当社は、監視や自動運転などで利用するハイエンドおよびミッドレンジのスマートカメラソリューションなどに対応できるようになります。日本を含む世界中のファブレス企業やメーカーの受託先として強力な支援を行います。
■VVDNのビジョン担当副社長 Sreejith(スリジス)のコメント
「継続的な成長と、エッジでのAI処理に対する需要の高まりを受け、VVDNはアンバレラのプラットフォーム上で能力を拡大し、次世代のコンピュータービジョンのソリューションをお届けします。VVDNの社内専任チームは、画像調整、センサー統合、ビデオスティッチング、AI・機械学習、データモデリング、エッジコンピューティングなどの分野で実績があり、安全で洗練されたカメラベースのソリューションをお客様に提供します。現在、世界中のOEM企業が、次世代ソリューションの設計、開発、製造を迅速に行うために、当社の能力と経験を信頼し、投資しています」
■アンバレラ マーケティング・ビジネス開発担当副社長
Chris Day(クリス・デイ)氏のコメント
「当社がVVDN社と提携して、Edge AIに完全なエンジニアリングサポートと製造サービスを提供できることを嬉しく思います。高度なIPカメラシステムを提供してきたVVDNとの提携により、OEM企業は短時間でアプリケーションを市場投入することを可能になります」
■アンバレラの「Edge AI」について
アンバレラのAI映像処理SoCとその関連プラットフォームは、末端処理を行うエッジデバイスに特化して設計されており、コンピュータビジョン、画像処理、高解像度での低ビットレートストリーミング、低消費電力を、単一の組み込みアーキテクチャ上で実現しています。これにより、セキュリティや監視、自動車、スマートシティ、工業用、民生用、ヘルスケア、小売業などの幅広いアプリケーションを可能にし、ビジョンベースのソリューションを開発する機会を広げています。
■世界トップクラスのカメラやビジョン製品を設計・製造するVVDN
VVDNのコンピュータービジョン事業部門では、さまざまな映像技術およびカメラ製品のエンド・ツー・エンドの設計・製造に焦点を当てた完全なエコシステムを提供しています。VVDNは、グローバルなティア1、OEM企業向けにセキュリティ・監視カメラ、AIベースのカメラ、ビデオ会議カメラ、ダッシュカム、エッジAIボックス、カメラ用SOMボード/モジュール、スマートシティ/交通/小売ソリューション、ビデオ分析機能付きサーマルカメラ、360度ハイエンド、マルチイメージャーカメラ、NVR(ネットワークビデオレコーダー)/DVR(デジタルビデオレコーダー)などを設計・製造しています。
URL:https://www.vvdntech.com/ja-jp/
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